菊姫 大吟醸
菊姫 吟醸
菊姫 純米酒
菊姫 にごり酒
・ 普通酒
菊姫 熟成酒
菊姫・季節の酒
菊姫 樽詰酒・菰樽
菊姫 山田錦100%米焼酎
日本酒造りにこだわり、
日本酒文化を守り続ける加賀菊酒「菊姫」
古都金沢より南に約20km、霊峰・白山の麓に酒蔵はあります。
白山連峰の雪解け水が手取川となって流れ出る扇状地の扇頂点に位置する
寒冷の地で、秋の終わりから春先にかけて、ちょうど酒の仕込みの季節を通じて、
4度Cから5度Cぐらいの天然の低温に蔵を維持できる風土に恵まれています。
この白山連峰からの滴りを集めて醸しだす芳醇な美酒は
古来より「加賀の菊酒」と呼ばれ賞賛されてきました。
「太閤記」にも醍醐の花見に豊臣秀吉が是非にと取り寄せた事が記されるのが
この「加賀の菊酒」が菊姫のお酒です。
また、白山信仰の総本山である白山比め神社の門前町としても知られており、
この地で蔵元は連綿と一千有余年にわたる伝統を誇り、奈良朝以来、
白山宮の神酒を醸造してきました。
蔵元の柳家は、江戸時代は加賀藩の札差しをした名門です。
ちなみに「菊姫」の由来は白山比め神社の御祭神「菊理媛(くくりひめ)」から、
また「菊酒伝説」からと伝えられているとか。
「時代に流されることのなく、極上のこだわりを持った
限界のない酒造りへの挑戦をし続ける。」と提唱されています。
【菊姫酒造の造り】
菊姫は酒造りを子育てと同じように考えています。
愛情を注ぎ、慈しみ育ててこそ、納得のいく酒が造れると考えています。
そのために、最上質の原料米の吟味、買い付け、
そして蔵の設備は徹底しています。
良質の原料米を得るために村米制度を導入、
兵庫県吉川町特A地区産特上クラスの《山田錦》を、
純米酒から大吟醸に至るまでのすべての酒に100%使用。
杜氏以下、蔵人たちの高い技術とチームワークが、その酒造りを支えます。
その中心にあるのは、「本物の旨い酒を毎年造り続けたい」という情熱です。
日本酒について
日本酒は米。米麹。水を原料として発酵させた醸造酒です。
アルコール発酵の原料となるのは米の糖分ですが、米の表面には
糖質以外の成分が多いので、米の表層部を削って使用します。
玄米からどの程度削った米であるかは精米歩合で表し、
たとえば「精米歩合60%」と言うときは、玄米の表層部を
40%削り取ったことを表します。
吟醸酒と純米酒の違いは?
日本酒には「吟醸」や「純米」と表示されていることがあります。
「清酒の製法品質表示基準」では原料などの違いから、
大きく3つに分類しています。
吟醸酒 精米歩合60%以下の米、米麹、水と
醸造アルコールが原料
純米酒 醸造アルコールを使用せず、米、米麹、水だけが原料
本醸造酒
精米歩合70%以下の米、米麹、水と
醸造アルコールが原料
吟醸酒 純米酒は精米歩合50%以下なら
「大吟醸酒」「純米大吟醸酒」になります。
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日本酒の選び方、楽しみ方 &
日本酒を10倍楽しむコツとは?
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満足度アップの為の10か条
@うまい酒に出会いたいなら、先ず店を選ぶべし
日本酒は活きています。
日本酒を美味しく保つには「安定した低い温度での保管」が大事です。
冷蔵管理の行き届いた酒の専門店なら間違いありません。
当店では、生酒・大吟醸などは0度で、純米酒などは程よい熟成をすすめるため
10〜15度で、もちろん光があたらない真っ暗な酒庫で管理しております。
A先入観や思い込みはすてるべし。
《人の好みは十人十色》どれほど評判がよくても、それがあなたの好みに
合っているとは限りません。
人の話しや噂をあてにしないで、あなたが「好き」といえるものは
あなた自身でお探しください。
B酒のラベルの表示は良く読むべし。
お酒の瓶に貼ってあるラベルには、ブランド名、醸造社名、
さらに純米とか吟醸とかその酒の造り方が表示してあります。
「○○社のお酒」と喜んで飲むと前に飲んだものとどうも味が違う・・・
そんな経験はありませんか?
同じ銘柄でも、材料や造り方が違う商品もあるのですから、
味、風味、が異なるのは当然です。
C噂やブランドではなく自分の舌で選ぶべし。
D迷ったときは店に聞くべし。
あなたの好みをしっかり伝えることがポイントになります。
そして、よく相談して選びましょう。
まず、どんなタイプが好きか?どんな飲み方がいいか(冷やか、お爛か)
どんな料理を肴にするか。
お酒選びは目的をはっきりさせる。
E甘口、辛口は酒をたしなむ第一歩と思うべし。
お酒の味は複雑な要素の上に出来ているもので、科学的データーだけで
判断できるわけではありません。
日本酒の甘口辛口を判断する目安として『日本酒度』という数値が
使用されますが糖分とは別に酸度も大きく影響してくるので
甘口辛口にははっきりした基準は無く個人差によるところが大きいので、
自分の好みを試して下さい。
F酒の肴にも相性があることを試すべし。
組み合わせのポイントを知っておくとお酒も料理もよりおいしくいただけます。
塩分が多い料理・・・・・酸度の高いタイプ
旨味の多い料理・・・・・コクのある重厚なタイプ
甘口の料理・・・・・甘口のタイプ
油を使った料理・・・・・スッキリした軽いタイプ
温かい料理・・・・・温かい酒
郷土料理・・・・・その土地の酒
G燗の酒には燗のよさが、冷やの酒には冷やのよさがあると知るべし。
良い酒は冷やに限ると思われがちですが、そんなことはありません。
冷やでうまい酒と燗して旨い酒があるだけです。
お燗が『アルコールの吸収が早くなり、酔い覚めも早く二日酔いに
なりにくいといわれています。
一般的に燗にむくのは濃い味の(濃醇)お酒.
スッキリした味の(淡麗)お酒が冷やにむいています。
あとはご自分のお好みでお選び下さい。
H一度飲んだくらいでは、酒の味はわからないと心得るべし
お酒はデリケートな飲み物です。
あなたのコンディションにより辛く感じたり、甘く感じたりします。
更に酒という飲み物は微生物がつくるため再現性困難とされています。
仕込み毎に違い、季節毎に違い年ごとにちがいます。
だから一度だけの機会でそのお酒の評価をくださないでください。
I酒は四季の味わいを楽しむべし。
日本酒は冬に仕込み一年掛けて熟成させながら出荷します。
春には「初しぼり」、夏には「生酒」、秋には「冷やおろし」、冬には「熟成酒」と、
同じ酒でも季節によって、味わいの変化を楽しむことが出来ます。
春「初しぼり新酒」・・・発酵をおえた”もろみ”をしぼり、
そのまま出荷するのが「初しぼり」です。
ほとんど熟成していないため、華やかで甘い香りと、
荒々しくフレッシュな味わいが魅力。
春の到来を告げる酒としてそのまま”冷や”でどうぞ。
『夏』夏の「生酒」・・・”もろみ”をしぼって出荷するまで、一度も加熱殺菌を
しないのが「生酒(本生)」です。
同じ生酒である「初しぼり」にくらべて角がとれた
ソフトな口あたり、爽やかでフレッシュな味わいが特徴。
夏の暑さにひとときの清涼感をもたらしてくれます。
キリッと冷やしてお楽しみ下さい。
『秋』生詰「ひやおろし」・・・日本酒は春先に加熱殺菌して熟成の眠りにつきます。
その後出荷前に品質安定のため、もう一度加熱殺菌する。
それが一般的ですが「ひやおろし」は夏を越え、
出荷時に加熱しないで瓶詰にします。
ほどよく熟成し、旨味が増してまろやか。
最もバランスがいい状態です。
穏やかで落ち着いた香りと、濃厚な味わいを
そのまま冷やで、、あるいはお燗でどうぞ。
『冬』「熟成酒」「初しぼり新酒」・・・生まれてからほぼ一年、
冬を迎えてさらに熟成を深めたお酒です。
まろやかで重厚な味わいは、円熟味を感じさせます。
お燗をした「熟成酒」と、鍋物の温かい料理とが
織りなすハーモニー。冬にはおすすめです
又このごろには、「初しぼり新酒」も登場します。
新酒と熟成酒の両方が楽しめる季節です。
お酒の適量は?
お酒は「百楽の長」とも言われますが、飲み過ぎはいけません。
節度をもって適量を楽しみましょう。 お酒の適量とは、「1日平均、純アルコールで20g程度」と
されています。
これはビールで中びん1本(500ml)、日本酒では1合(180ml)、
焼酎(35度)では
1/2合弱(70〜80ml)になります。
そのほかウイスキーではダブル1杯(60ml)、
ワインではグラス2杯(1杯120ml)程度を目安にしましょう。
個人差もありますので、参考程度にしてくだい。
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