鎌倉時代以後に、奈良の菩提山正暦寺で
鎌倉時代以降に生み出されたとされる「菩提もと」。
さまざまな清酒製法の起源とも言われています。菩提モトとは?→
いつしか途絶えてしまっていたこの製法を、
御前酒が古文書の基づき昭和59年に復活させました。
現社長である辻総一郎氏と総一郎氏の姉である辻麻衣子杜氏の
姉弟を中心に9人の蔵人たちが中心となり
この製法をさらに発展させ醸して出来上がったのが
「9(NINE)」シリーズです!
御前酒 9NINE
菩提もと純米〈生〉酒 ブルーボトル
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爽やかな香り、《雄町》の旨味、
キレイな中にも輪郭のある菩提モト純米
御前酒 9NINE 菩提もと純米〈生〉酒
1800ml |
御前酒 9NINE 菩提もと純米〈生〉酒
500ml |
御前酒 9NINE
菩提もと純米〈生〉酒 ブルーボトル
1800ml 2,750円(税別)
(ギフト以外は1本〜箱代不用です)
500ml 960円(税別)
(500mlは、1函(12本)のお取り寄せ)
御前酒蔵元ならでは、岡山県産《雄町》を100%用い、
天然乳酸を用いる菩提モトで醸した
スムース&フルーティな純米生酒。
メロンや洋梨のような爽やかな香りで、天然乳酸と
《雄町》の旨みが感じられ、
なめらかですっきりした後味。
きれいな中にも輪郭のある酒らしい味わいを
爽やかに楽しめます。
プロ試飲会でのコメントはコチラです→
造り:菩提モト純米
原材料名
米(岡山県産)、米麹(岡山県産米)
原料米:岡山県産《雄町》
精米歩合:麹米65%・掛米65%、酵母:きょうかい9号
アルコール度:15.0〜15.9、 日本酒度:+3
酸度:1.8、 アミノ酸度:1.2 |
プロ試飲会でのコメント
■マスカットのようなフルーティーな味わい。
■さっぱりとして飲みやすく、これからの季節にちょうど良い。
■コストパフォーマンス抜群!。
■ふわっと優しい口当たり、後味は辛口スッキリ爽快タイプ。
■鮮明な輪郭、軽快でシャープ。
■爽やかな甘み、フルーティーで飲みやすい。
■バランスの良いキレイな味わい。
-------- 菩提モトとは?--------
「菩提モト」は今の山廃モトのルーツともいわれ、
南北朝〜室町時代初期頃に奈良の正暦寺で考案された
酒造りの方法です。
「菩提泉」と呼ばれて人気を博したとか。
往事のそれは、炊いた米を水に漬けて自然に乳酸菌が
繁殖するのを待つ、という方法。
御前酒蔵元では、袋に入れた麹を水に漬けて約3週間待ち、
乳酸菌が繁殖したこの水(そやし水)で(そやし水とは?→)
酒母を造る独自の方法で醸しています
-------- そやし水とは?--------
辻 麻衣子杜氏(備中杜氏) |
辻 麻衣子杜氏(備中杜氏)談
御前酒独自の「菩提もと」では仕込水に
麹を漬け込み、丸一日たつと蔵内に漂う
乳酸菌が湧いてきます。
数週間かけて乳酸をどんどん増やし、
酸性のすっぱい水を作ります。
この水を「そやし水」と呼び、もと仕込みに
使用します。
ヨ−グルトのような甘酸っぱい香り、
深みのある味わいは、
「そやし水」の乳酸菌によるものです。
室町時代に遡り歴史の浪漫を感じされる
製法ですが、出来上がったお酒は、
米の旨味と高級白ワインを連想させる酸とが
マッチして驚くほどスマ−トでありながら
力強さを感じさせる食中酒です。 |
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