甕宝来（かめほうらい）
新潟の銘酒 萬寿鏡・マスカガミ

「甕　覗」「甕爽々もあります

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　　　　蔵元口上
　　　　　（注：甕宝来は発売時　中身のお酒は特別純米酒でしたので
　　　　　　　　　下記の文中も特別純米酒とした書かれています）
　
　　　　　この萬寿鏡・甕宝来は唯一無二の特別な純米酒である。
　　　　　というのも、この酒は中国の大甕に貯蔵された後、
　　　　　日本の壷に詰めて世に問うたからである。
　　　　　当社は平成１１年１１月４日、中国は江蘇省より１０個の
　　　　　大甕を輸入した。

　　　　　目的は古来の酒造りにならって、甕で酒を仕込んだり
　　　　　貯蔵したりするためである。
　　　　　１個の大きさは次の通りである。
　　　　　容積　８５０リットル　胴回り　３．３メートル
　　　　　高さ　１．５メートル　重さ　　３３０キロ
　　　　　これらが十個並んだ酒蔵の風景は壮観である。

　　　　　この大甕に貯蔵された純米酒を、どのような容器に詰めて
　　　　　商品化するかに際し　茶の湯で用いられる水差で、
　　　　　酒会壷というもののあることを知った。

　　　　　その酒会壷の優美な姿、型そして名称を良しとして、
　　　　　改めてこの壷こそが中国大甕貯蔵の萬寿鏡純米酒・甕宝来を
　　　　　詰めるに、ふさわしい容器と決めた。
　　　　　お手元の壷がそれで、美濃焼喜山窯で焼成されたものである。
　　　　　ゆえに、この萬寿鏡純米酒・甕宝来は、中日の甕と壷との
　　　　　焼物の縁で結ばれ誕生した新生児ということになる。　　　　．
　
　　　　　さてこの酒の風味についてであるが、甕や壷、即ち焼物には
　　　　　貯蔵中の酒類に、独特のまろやかな香味を促進させる効果が
　　　　　あるといわれている。
　　　　　そのことは学術的にも研究されている。
　　　　　よってご期待願いたい。
　　　　　口上はこれくらいにさぜて頂き、まずはご賞味頂けますやら‥‥。
　酒甕宝来百薬之長