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●従来の商品をベースに新たな味わいを醸し出す
昨年、一ノ蔵は従来のひやおろしから酒質を一変させ、
爽やかな酸味と甘味のバランス、豊醇でありながら、
後味のスッキリとした味わいのひやおろしを完成させました。
この新しい味わいを造り上げる大きな要因となったのが、
杜氏の技「醪での発酵管理」です。
驚くべきことに、ひやおろしのベースとなった仕込みは、
一ノ蔵の定番酒、淡麗辛口な味わいの「特別純米
超辛口」。
ひやおろしは醪の発酵管理で
淡麗辛口とは全く異なる新しい酒質に仕上げています。
●新しい「ひやおろし」は杜氏の技がなせる味わい
一ノ蔵のひやおろしでは「前急後緩型」という発酵管理を
行っています。
醪の初期に温度を高めて糖化を進め、酵母の活動を促し
酸味成分を出します。
その後は早めに温度を下げ低温で発酵、
通常より早めに上槽します。
この発酵管理により、原酒のアルコール度は16度後半と
従来よりも2度ほど低く、酸味と甘みを残します。
原酒のアルコール度が低いと酵母が傷つかず、老香が抑えられ
雑味の少ない後味の綺麗なお酒が出来ます。
「今年はより前急後緩の管理が上手くいきました」と
嬉しそうに話す門脇杜氏。
その結果はアミノ酸の値が昨年より、0.5程下がったことに
現れています。
今年のひやおろしは、昨年より更に綺麗で透明感のあるお酒に。
熟成の中でカドが取れて、
秋にはよりクリアでなめらかな飲み口に!!
●味わいが違う!―徹底された“綺麗な酒”への追求
今年のひやおろしは雑味の排除に様々な工夫がされ、
クリアで軽快な仕上がりです。
・麹歩合は低めにして、味を重く残さず綺麗に仕込みました。
・粕歩合を高めに取り、歩留りを落としてでも雑味の排除を
第一に優先しました。
・原酒のアルコール分を18度台から16度台に下げ、酵母の
自己消化を抑えて雑味と老香をカット。
原酒のまま無加水で出荷します。
●貯蔵が違う!―ひやおろし専用新タンクで急冷&低温貯蔵
一ノ蔵ではひやおろしのためだけに新たに
ネオサーマルタンクを導入。
そのおかげで可能になった火入れ後の迅速な急冷により
過熟を防止。
適切な低温貯蔵で香味の調和が行われ、安心して適度な熟成と
フレッシュ感を楽しめます。
ひやおろしのキモである熟成を専用のタンクで行った一ノ蔵の
ひやおろしは、丸みと円やかさ併せ持った“秋上がり”のお酒に
仕上がること間違いなしです。
一ノ蔵
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一ノ蔵 特別純米酒
ひやおろし
1800ml
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一ノ蔵
特別純米酒ひやおろし
1800ml 2,713円(税別)
(ギフト以外は1本でも箱代不用です)
スッキリと軽快な味わいの秋のお酒を
コンセプトの醸しました。
きれいにスッキリとしていながら、
旨味も感じられるバランス絶妙のお酒。
アルコール:16度 酵母:きょうかい1701号
日本酒度:-2〜±0 酸度:1.8〜2.0
アミノ酸度:1.0〜1.2
原料米:蔵の華(宮城) 精米歩合:55%
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一ノ蔵 特別純米酒
ひやおろし
720ml
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一ノ蔵 特別純米酒ひやおろし
720ml 1,320円(税別)
(ギフト以外は1本でも箱代不用です)
スッキリと軽快な味わいの秋のお酒を
コンセプトの醸しました。
きれいにスッキリとしていながら、
旨味も感じられるバランス絶妙のお酒。
アルコール:16度 酵母:きょうかい1701号
日本酒度:-2〜±0 酸度:1.8〜2.0
アミノ酸度:1.0〜1.2
原料米:蔵の華(宮城) 精米歩合:55%
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「ひやおろし」とは?
春先にしぼられた新酒は、火入れ(加熱処理)の後、夏の間は酒蔵の中で熟成の時をすごしていました。
かつて、秋の訪れとともに、程良く熟成したこの酒を、
火入れをせずに冷やのまま、貯蔵用の大桶から
木樽に「卸して(移して)へ出荷したことから
「ひやおろし」と呼ぶようになりました。
「ひやおろし」は豊穣の秋にふさわしい穏やかで
落ち着いた香りまろやかでとろりとした
「調熟」の味わいです。 |
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