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米・水・技・心を4大柱に、
高知佐川に400年。
米からの旨味が生かされたナチュラルな風合と、
芳醇な香りを合わせもっている。
つまり、香りと味わいが絶妙なバランスで
調和された土佐を代表する淡麗辛口酒。
南国土佐、高知市より西へ26kmに佐川町が
あります。
今より三百八十余年の昔、山内一豊公が土佐に
封じられた時、首席家老の深尾和泉守重良に
佐川領一万石を賜りました。
その時、探尾氏に従って佐川に釆た「御酒屋
(ごしゅや)」が佐川町に伝統正しい酒の醸造を
伝え、今に受け継がれています。
佐川町出身の元宮内大臣、田中光顕伯は
「天下の芳醇なり、今後は酒の王たるべし」と
激励の一筆で「司牡丹」と命名しました。
司牡丹は百花の王、さらにその牡丹中の
司たるべしという意味です。
高知の酒は辛口との評価をいただいておりますが、
中でも司牡丹は淡麗辛口として自他共に認める
酒質を誇りとしています。
司馬擾太郎先生の「龍馬が行く」の一節に
「酒は土佐の佐川郷で吟醸された司牡丹である。
土佐人ごのみの酒で一升半飲んでから口中に
ほのかな甘味を生じ……」とあります。
司牡丹と酒造水、詳しくはコチラ→
司牡丹のふるさと高知県・佐川町のこと、
詳しくはコチラ→ |
「船中八策」とは、「坂本龍馬が、
新しい政府のあり方について、船中で考え出した策」
このロマン漂う逸話は、皆様よくご存知。
どうぞ皆様も龍馬に思いを馳せてお楽しみください。
船中八策 もろみの様子 |
船中八策 搾りの様子 |
◆司牡丹がこだわる
「米」、「水」、「技」、「心」で作る
麹・酒母米は兵庫県特A地区の山田錦にこだわり、
きれいでふくらみのある味わいを醸します。
「日本一きれいな川」との呼び声高い仁淀川水系の
軟水の仕込水が司牡丹の旨い辛口酒造りの要。
〜浅野杜氏からのメッセージ〜
精米から搾りまで全工程の詳細を考えて
品質向上を図りました。
蔵人の頑張りで今年も良い酒ができております。
気持ちがこもった『船中八策』を
ぜひお楽しみください。
●今年度の原料米と造りについて→
●R3BY船中八策
しぼりたての味わい&料理との相性→
夏を越し秋風が吹く頃、熟成して旨みたっぷりの
味わいとなった酒を「ひやおろし」と言い、昔から
ツウの間では最も美味しい日本酒として珍重されて
きました。
そしてこの酒は、司牡丹を代表する大人気銘柄
「船中八策」の秋期限定「ひやおろし」バージョンです。
華のある香りを持ち旨味たっぷりのリッチな味わいが
口中で膨らんでゆきます。
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様々な秋の食材に合いますが、やはり
脂が乗った戻り鰹やブリの刺身や、
秋ナスやきのこの天ぷらを塩で
あわせると最高の相性を見せてくれる筈です。 |
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司牡丹
特別純米原酒 司牡丹
特別純米原酒
「船中八策」ひやおろし 「船中八策」ひやおろし
1800ml 720ml |
司牡丹
純米原酒 超辛口
「船中八策」ひやおろし
1800ml 3,120円 (税別)
720ml 1,760円 (税別)
(環境保護のためリサイクル函を使用・
ギフト以外は1本から箱代不用です)
熊本酵母ならではの華やかでふくらみのある香りと、
綺麗でしっかりした味わいがよく調和。
程よいまろやかさも感じられ
どっしりとした存在感のある純米超辛口です。
【造り】純米原酒・生詰
【原料米】岡山県産《アケボノ》/島根県産《五百万石》・
兵庫県産《山田錦》
【精米歩合】麹米60%・掛米60%
【酵母】熊本酵母
【アルコール度】17.0〜17.9
【日本酒度】+8 【酸度】1.6 【アミノ酸度】1.0
'21年試飲コメント
■なめらかで透明感があり、ほど良く旨味も
のっている
■船中らしく、後味はしっかりとドライにキレる
■リンゴなどを想わせる香り
■やわらかな旨味が乗っていて、軽快な酸により
口当たりはスッキリ
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●今年度の原料米と造りについて
ここ数年は高温障害による硬く融けにくい原料米が
続きましたが、令和3年の原料米は平均的なお米で、
やや柔らかく仕上がる年になりました。
特にここ数年、安定感に少し問題のあった
兵庫県産「山田錦」は、その特長が十分に出せる性質で
「船中八策」として味のある良い麹が出来上がりました。
数年前から中温速醸もとに変えより一層きれいな造りが
行えています。
醪の管理も順調で熊本酵母が発酵力をみせてくれ
キレの良い醪に仕上がりました。
●R3BY『船中八策
ひやおろし』の
味わい&料理との相性
キレの良い醪でしたから、「船中八策」らしいキレのある
酒質に仕上がりです。
7月現在はやや若い味わいですが、発売時期にはしっかり
味わいがあり食中酒として真価を発揮できる酒に仕上がって
くると思います。
様々な秋の食材に合いますが、やはり脂が乗った戻り鰹や
ブリの刺身や、秋ナスやきのこの天ぷらを塩であわせると
最高の相性を見せてくれる筈です。
司牡丹と酒造水のこと
悠々の仁淀川に、広島流を託して。
「司牡丹」蔵元の仕込水は、タイプでいうと非常に軟水で、平安時代の
書物『延喜式』にも紹介された美しい仁淀川の伏流水です。
かつて軟水は酒の仕込みに不向きとされていましたが、広島杜氏の
父と呼ばれる明治時代の酒造家・三浦仙三郎が苦難の末、
軟水による醸造法を確立しました。
「司牡丹」の酒造りを担うのも、優れた軟水仕込みの技を守り抜く
広島杜氏です。
昭和元年、竹村源十郎氏(蔵元先代会長)が、より良い酒造りをめざして
全国を旅し、その結果、広島流名杜氏の川西金兵衛氏を蔵に招いたのが
始まりでした。
現在も その広島流の素晴らしい技が受け継がれています。
仁淀川一帯は、古代より自然の恵みで民の暮らしを支えたところ。
歳月をかけて育まれた澄んだ水は、今日も杜氏の技により、旨さの
きわ立つ酒となるのを待ちながら、とうとうと流れているのです。
司牡丹の故郷、高知県高岡郡佐川町のこと
西日本最高峰の石鎚山(1982m)から流れる仁淀川の支流、
柳瀬川が中心部をつらぬく佐川町。
土佐市から西へ約20数キロのこの町が「司牡丹」の故郷です。
今から約390年前、高知の領主となった山内一豊の家老、
深尾氏が佐川の城主に任命され、その際に静岡県掛川から
連れてきた御酒屋が「司牡丹」藏元の先祖にあたります。
以来この地で酒造りの伝統を守り続けているのです。
また佐川町は数多くの維新の志士を輩出していることでも有名です。
中でも中岡慎太郎亡き後の陸援隊隊長、後の宮内相・田中光顕は
「司牡丹」の名付け親であり、藏元と深い縁で結ばれています。
大正8年、彼が酒の旨さに感動し“花の王者、牡丹の司のごとく”の
意味をこめて藏元に送った激励文が“天下の芳醇なり、
今後は酒の司たるべし”。
以後藏元はこれを酒銘とし酒造りの励みとしました。
黒潮文化の恵み、鰹を肴に男女の別なく酒を酌み交わすおおらかな風土。
土佐で″少々飲む″というのは、量にして二升ほどを指すといいます。
また酒宴の席で朱塗りの箸を使い、威勢のいいかけ声とともに
自分と相手の本数を当て合う箸拳。
負けるたびに盃を空けなければならない豪気な遊びが風習として
残されるのも、高知が酒豪県といわれるゆえんです。
ただそれだけ量を飲むには、すっきりとした酒質が求められます。
辛口ながらほのかな甘味を秘めた「司牡丹」が、地元で古くから
愛される理由はここにあるのでしょう。
司牡丹
純米大吟醸原酒『深尾』 司牡丹
純米大吟醸原酒『秀吟』 司牡丹
純米大吟醸酒華麗司牡丹
司牡丹 山廃純米吟醸天香国色 司牡丹
純米大吟醸酒槽搾り 司牡丹
純米大吟醸酒『槽掛け雫酒』
司牡丹
純米大吟醸原酒豊麗司牡丹 司牡丹 特別純米船中八策 司牡丹 吟醸才谷屋
司牡丹土佐宇宙酒
司牡丹 寿角樽 司牡丹 菰樽 司牡丹カツオタタキセット
「船中八策」のラインナップ
「司牡丹・船中八策」(超辛口・純米酒)<定番・通年商品>
「船中八策・薄にごり生酒」(超辛口・薄にごり純米生酒)<春季限定>
「船中八策・零下生酒」(超辛口・純米生酒)<夏季限定>
「船中八策・ひやおろし」(超辛口・純米原酒)<秋季限定>
「船中八策・しぼりたて」(超辛口・純米生原酒)<冬季限定>
「船中八策・槽搾り黒」(超辛口・槽搾り純米酒)<限定出荷のプレミアム商品>
「船中八策・八策ラベル」(超辛口・純米酒)<定番商品の特別ラベル>
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