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今回は石川県の地酒蔵 菊姫。日本一の山田錦を唯一100%使用しており、最高の素材を活かした
旨みがあるお酒を造っている。熱烈なファンも多く、名実ともに地酒のトップブランドである。
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……サンプル号……
地酒ワイン.com
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本日の内容です
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1・石川県 「菊姫」 すべてのお酒に最上の米 特A地区の山田錦を使用する。
最高の素材をを活かした米の旨みを追求する酒造り。
戦後、山廃酵母を初めて復活させたのもこの菊姫。
熟成されたお酒はこってりとした旨口。冷や良し、お燗良し、燗冷ましよしの最高バランス。
大吟醸を10年寝かした「くくりひめ」は5万円するお酒で有名
他に黒吟、吟と高級酒が多いが、純米酒なら2,625円〜お値打ち価格で、最高峰のお酒を堪能できる。
日本酒を語るうえではずせない蔵です。
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■■1・石川県 加賀の菊酒 「菊姫」
石川県の菊姫は、地酒の本質である「個性的」「地域性」「こだわり」すべてを
兼ね備えた蔵である。
地酒を語る上で、まず初めに紹介したい蔵です。
全国的にもファンが多い菊姫は 「嗜好品である限り、徹底的にこだわる」のをモットーに
ファンの期待を絶対に裏切らないお酒を造り続けている。
この菊姫は 米の旨みを最大限に活かしたお酒。こってりしているとも評される個性的な旨口酒に徹 してきた。多くの日本酒蔵が、戦後「端麗辛口」なきれいな酒にシフトしてきたのとは全く逆に、ひた すら熟成させた飲み応えある食中酒を目指してきた。
「万人においしいと思われなくても良い。その中に2,3人、熱狂的な支持を得れば良いと
柳社長は話す。その姿勢に熱烈なファンも多い。
材料の米へのこだわりは、本当にすごい。
菊姫がすべての酒に使うのは、兵庫県 吉川町(よかわまち)で採れる 特A地区といわれる
場所で採れた山田錦である。
山田錦はもちろん酒米の王だが、 その中でも、ワイン畑のように米の善し悪しによって
ランク付けがされている。
兵庫県 吉川町産は山田錦の最高峰。その中でも最高ランクの米が特A地区の山田錦。
一番高価格の酒米であるのはもちろんのこと、特A地区の米は、生産量が少なく、距離的にも
近い灘の酒蔵にすべて専属契約されていたので、10年前までは全く手に入らなかった。
菊姫 の柳社長は、10年間農家に通い詰め、やっとのことで、ある農家と専属契約に結びつけた。
今では、農家の信頼も得、特A地区の約4分の1の生産量を獲得している。
さらに、菊姫のすごいところはこの日本一の米を、大吟醸や吟醸クラスの酒でなく、普通酒も含め
定番酒にもすべてこの特A地区の米を使用している事である。
例えば純米酒「先一杯」(まずいっぱい)は2,625円(税込)。
ワインなら、最高級のブドウを使用するだけで、軽くこの10倍の値段はするだろう。
また、菊姫はお酒を造った年には、すぐには市場に出さない。
そのまま2〜3年寝かして熟成させて、米の旨みが最高にのってきた時点を見計らってやっと
市場に出される。
その酒の味は、うまみのエキスが凝縮されたようだ。
だから、菊姫の純米酒は、肉とも相性が良い。肉にも負けない力強さが酒にある。
一つ上のランクの特選純米 3,390円はもちろん純米酒の最高峰だが まず初めて菊姫を飲む人には、その名のとおり「先一杯(まずいっぱい)」をお勧めしたい。
「先一杯」は14度とアルコールを少し低く設定してあり、口当たりが柔らかい。それでいて、スモーキーともいえる最高の山田錦の旨みを存分に味わえる。お燗にしても、冷やにしても
料理との相性幅が非常に広い。 柔らかい飲み口が、菊姫の入門者にも心地良いだろう。
純米酒のコクあるタイプがお好きな方。地酒の神髄を、一口で味わえます。