2020年物は、気候変動(温暖化)の状況下では
将来のヴィンテージを代表する可能性があるため、
覚えておくべきヴィンテージとなるでしょう。!
2020年作柄状況については、コチラをご覧ください→
赤ワイン
白ワイン
3つの村名クリマのブドウを
キュヴェ・ロンドによってアッサンブラージュ
アンリ・ジャイエが行うキュヴェ・ロンドという手法を踏襲し,標高の高い
クリマと低いクリマで栽培されたブドウをアッサンブラージュすることに
よって,複雑で繊細,長期熟成が可能で,骨格のしっかりとしたワインが
生み出される。
霊妙なるDRCテイストが宿る至高のヴォーヌ・ロマネ。
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2020 ヴォーヌ・ロマネ 赤
750ml 特価 8,380円(税別)
格付け:AOC
ブドウ品種:ピノ・ノワール
アルコール 13.0%
アンリ・ジャイエが採用するキュヴェ・ロンドと
いう手法に則って醸造。
標高の高いクリマと低いクリマで栽培した
ブドウをアッサンブラージュすることによって
生まれた精妙かつ複雑なヴォーヌ・ロマネ。
アリエ産バリック(新樽50%)で14ヶ月熟成。
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ニュイ・サン・ジョルジュの4つの村名クリマ,
“レ・フルリエール/Les Fleurieres”,
“レ・シャルモワ/Les Charmois”,
“レ・ゼルビュ/Les Herbues”,
“レ・サン・ジュリアン/Les Saint-Juliens”の区画から生まれる。
平均樹齢80年を超えるブドウから生まれるワインは,
「まるでDRCが造るニュイ・サン・ジョルジュ!」と
呼べるような驚異的なポテンシャルを秘める。
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2020 ニュイ・サン・ジョルジュ
赤
750ml 特価 6,635円(税別)
格付け:AOC
ブドウ品種:ピノ・ノワール
アルコール 13.0% 平均樹齢60年の区画に由来するブドウを
低収量で丁寧に手摘み。
畑とセラーで2度の選果を行った後,果梗を
100%残したまま高温(33度)で発酵させ,
アリエ産のバリック(新樽40%)で澱引きせず
14ヶ月熟成。
ニュイ・サン・ジョルジュのDRC版と呼べる
驚きのポテンシャル。
赤いベリー風味にミネラルと
鉄分のトッピング
ニュイ・サン・ジョルジュの中でも
格段に光る1本!
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2018 ニュイ・サン・ジョルジュ
赤
750ml 特価 6,600円(税別)
格付け:AOC
ブドウ品種:ピノ・ノワール
アルコール 13.0% 平均樹齢60年の区画に由来するブドウを
低収量で丁寧に手摘み。
畑とセラーで2度の選果を行った後,果梗を
100%残したまま高温(33度)で発酵させ,
アリエ産のバリック(新樽40%)で澱引きせず
14ヶ月熟成。
ニュイ・サン・ジョルジュのDRC版と呼べる
驚きのポテンシャル。
赤いベリー風味にミネラルと
鉄分のトッピング
ニュイ・サン・ジョルジュの中でも
格段に光る1本!
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生産本数1,350本!平均樹齢45年、僅か0.35haの区画に由来。
新樽比率20%。イチゴやサクランボの香りにほんのり樽香が感じられる。
果実味があり,柔らかなタンニン。ピノ・ノワールが美しく表現されている
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2020 ブルゴーニュ“レ・パキエ” 赤
750ml 特価 3,930円(税別)
格付け:AOC ブドウ品種:ピノ・ノワール
アルコール 12.5%
平均樹齢45年,
特級ロマネ・サン・ヴィヴァンの東500m,
アンリ・ジャイエの自宅の裏手に広がる
村名クリマ“オー・ソール”に対角に隣接する
ヴォーヌ・ロマネ村のACブル指定のクリマ
“レ・パキエ”(僅か0.35ha)から産まれる
スーパーAC ブルゴーニュ。
シリュグ社製の木目の細かいアリエ産の
ソフトな焼きのバリックで
14ヶ月熟成(新樽20%)
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<本数限定入荷!申し訳ありませんが、こちらはライヤールのワイン3本以上オーダー頂いた方に1本割り当てしています。(当店は15本以上1本輸入元から割り当てで仕入れてますので)>
たった0.7haの区画に植わる
樹齢85年のヴィエイユ・ヴィーニュに由来するフラッグシップ
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2020 ヴォーヌ・ロマネ
“レ・ボー・モン” 1級 赤
750ml 特価 14,980円(税別)
格付け:AOC ブドウ品種:ピノ・ノワール
アルコール 13.5%
特級リシュブールの上部にある1級畑。
平均樹齢75年に達するわずか0.7haの
区画に由来するドメーヌのフラッグシップ。
ライヤールは
アンリ・ペロ=ミノやアラン・ユドロ=ノエラの
区画に隣り合わせる最高の区画。
アリエ産バリック(新樽100%)で14ヶ月熟成。
良く熟れて深みのある果実味と、
焼いた樽の香り。
酸とタンニンのバランスが取れているため、
口中はボリュームと素晴らしい
マティエールが感じられる。
余韻が長い。
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<本数限定入荷!>
“レ・シャサーニュ”のシャルドネに由来する
ヴォーヌ・ロマネ産の珍品「白」が限定入荷!

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2020
ブルゴーニュ“レ・シャサーニュ” 白
750ml 特価 3,650円(税別)
格付け:AOC ドウ品種:シャルドネ
ヴォーヌ・ロマネ村のクリマ
“レ・シャサーニュ”のシャルドネに由来
ヴォーヌ・ロマネ産の珍品「白」
コメント:
ヴォーヌ・ロマネの白といえば
ビゾの“ヴィオレット”が有名だが,
国道沿いの“レ・シャランダン”の東側,
ヴォーヌ・ロマネ内AC
ブルゴーニュ域内の
リュー・ディ,“レ・シャサーニュ”
(ヴィオレットは北西)のシャルドネを
直接圧搾。
ステンレス・タンクで発酵後,バリック
(新樽比率2/3)に移し,
定期的にバトナージュを行いながら
10ヶ月シュール・リー熟成(MLFあり)。
高気圧を見計らい,無清澄・無濾過で
重力を利用して瓶詰め。
メロンや白桃,杏,バナナの果実味と
滑らかな酸,粘性がある。
シャルドネの純粋さを余すところなく
表現している。
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DRCで40年間働いた母,37年間働いた父を両親に持ち,
毎年,ロマネ・コンティの瓶詰め・試飲にも立ち会う男が,
DRCから受け継いだ栽培法と醸造法で造る驚愕の
スーパー・ブルゴーニュ・ワイン!
◆2020年作柄状況:
2020年は、2000年以降で最も穏やかな冬となりました。
夏は乾燥し、猛暑の2003年よりも暑い、非常に暑い夏でした。
平均よりも降水量が62%少なく、日射量が27%高く、年間平均気温が
1.6°C高くなったにもかかわらず、ブドウ木は影響をあまり受けず、
成熟度と糖度は非常に良好なレベルに落ち着きました。
過熟の問題や凝縮感、酸度の欠如といった現象を避けるために、
区画に応じて、8月24〜28日の間に収穫。
これにより、酒石酸を保ち、良好なpHレベルを維持することができました。
果皮がかなり厚く非常に成熟度の高いヴィンテージとなった2020は、
ふくよかで丸みのあるバランスの取れたワインとなり、
赤ワインは、深みのある色とシルキーなタンニンを備えた、
やや「太陽のワイン」といえます。
白ワインは、優れた酸味と非常に存在感のある糖分のおかげで、
バランスが取れ、重すぎることなくかなり丸みを帯びています。
品種の香りとその清涼感はしっかりと存在しています。
この2020年物は、気候変動(温暖化)の状況下では
将来のヴィンテージを代表する可能性があるため、
覚えておくべきヴィンテージとなるでしょう。

ブルゴーニュ“レ・パキエ”の区画とライアールの自宅 |
その創設以来,世界中のワイン愛好家を虜にするドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ。
そのDRCで40年間働いていた母(しかも,あのロマネ・コンティの畑の葡萄の摘み取りを
任されていた最も優秀な収穫人の1人)と,同じく37年間働いていた父を両親に持つ男性、
その名はジャン=ルイ・ライヤールJean-Louis
Raillard。
DRCで数年働いたジョシュ・ジャンセンが創設したカレラをカリフォルニアのDRCと
するならば,DRCで巡り合った両親の子に生まれ,DRCのセラーのすぐ裏手に住み,
子供のころから両親の仕事(つまりDRCの栽培や醸造)を見て育ったライヤールは,
まさに“DRCで生まれDRCで育ったDRCの息子”と言っても良いのでは。
自身もDRCで働き,様々なネゴシアンでも働いたライヤールは,現在,著名な
ボーヌ醸造学校で教鞭を取る傍ら,自身のドメーヌでワインを造っている。
平均樹齢50年という素晴らしい古樹の畑を所有する彼のワイン造りは,
有機栽培(完全なバイオダイナミック農法へ転換中),馬による耕作,遅い収穫,
低収量,非除梗,高温発酵,澱引き回避,無清澄,無濾過,重力に逆らわない瓶詰め
など,正真正銘DRCから受け継いだブルゴーニュの王道を行く方法で行われます。
引退した両親が40年間DRCで働いて培った的確なアドヴァイスが生かされていることも
見逃せません。
ドメーヌは栽培面積3.5ヘクタール,年間総生産量7千本前後という超ミクロ・ドメーヌ。
しかも,ライヤールは毎年DRCの瓶詰めにも立会い,試飲をする権利を持っている
といいます。
神秘なるロマネ・コンティの神髄の全てを継承した男,ジャン=ルイ・ライヤールの造る
スーパー・ブルゴーニュ・ワインは,発売になったばかりのリアルワインガイド春号にも
掲載され 大注目を集めているのです。
ドメーヌ・ジャン・ルイ・ライヤールのワイン造りについて
質問:
あなたは,ワインの熟成中,澱引きもバトナージュも
全く行わないとのことですが,通常バトナージュをして
樽の底に沈殿する澱を浮遊させないと問題が起きることが
あると聞いていますが(澱がワインの重さで潰されるため),
熟成中,澱が樽の底に沈殿した場合はどのようにしているのですか?
ジャン=ルイ・ライヤール(以下
JLR):
確かに私のワインは15〜18ヶ月の間,澱と一緒に熟成されます。
この間,バトナージュは行わず,ワインは澱によって養われます。
例えばマロラクティック発酵の際に発生する炭酸ガスによって,
ワインが酸化から守られるため,二酸化硫黄を過剰に添加する
必要がありません。
ワインの分析表を見ていただければ私のワインに含有される
SO2が非常に少ないことがお分かり頂けるでしょう。
私は,熟成中バトナージュを行う必要はないと考えています。
なぜなら,大抵の場合,澱は低気圧の時にはワインの中に
均等に浮遊し,高気圧の時には樽の底に沈殿するからです。
私はこの特性を利用して,瓶詰めの一ヶ月前に熟成を終えたワインの
澱引きを行ない,瓶詰め時期がちょうど高気圧の時期になるように
プログラミングしています。
参考までに,ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティも
私と全く同じ方法を取っています。
シュール・リーの状態で熟成させることに関しては
いかなる問題も発生していません。
幾つかのドメーヌが還元の問題に突き当たるのは,
おそらくSO2の過剰な添加に由来するものです。
私のドメーヌでは,決してポンプを使ってワインを
取り扱うことはありません。
瓶詰め前の最後の澱引きの際にもポンプは使わず,
樽の上部の穴からの空気圧によって,
樽内からワインを押し出すという自然な方法で行なっています。
この方法だと酸化を防止するための処置はごく僅かで済み,
ワインのアロマの全てを(揮発性のアロマさえも)失うことなく
ワインの中に残すことが出来るのです。
私にとって,ワインのアロマはワインの熟成過程における
最優先事項の一つです。
ワインはシュール・リーの状態で熟成させることによって,
新鮮な果物のアロマをしっかりと残しながらも,
焙煎や燻した香りやトーストなどのトリュフに近いような香りも
より多く残すことが出来るのです。
質問:
I 補酒は行っているのですか?
JLR:
もちろん18ヶ月の熟成の間,補酒は定期的に行なわれます。
しかし,多くても一週間に一回です。
質問:
貴方は毎年ACブルゴーニュを除いて除梗をしていませんが,
なぜ除梗をしないのですか?
醸造学的な観点からその理由を教えて下さい。
JLR:
一言で言うと,果梗は種から得られるタンニンとは
異なる補完性のあるタンニンをワインに与え,
素材に敬意を払って醸造することによってワインの
アロマが一層複雑になるからです。
しかし,果梗を残して醸造するためには,
果梗がしっかり熟すのを確かめて収穫を待つこと。
それから,機械を使用するピジャージュ(櫂入れ)は行なわず,
ピジャージュは足で行なう必要があります。
果梗を残して醸造する,より具体的な利点は以下の通りです。
@アルコール発酵中における果梗の役割は,急激な温度上昇を抑え,
固体と液体の間の良好なバランスを取ってくれること。
A時期尚早な酸化を引き起こす機械による冷却,ポンピングオーバー,
激しい攪拌などを行なわないことによって,揮発性の最も高い
アロマも保持し,ワインに固定することができる。
Bアルコール発酵の期間がより長くなり,最上の抽出と,異なる成分
(タンニン,色素,ポリフェノールなど)の間の自然な結合が可能になる。
C除梗をする造り手達は,しばしば,果梗に含まれる自然なタンニンの
不足を,商店から購入したオークのタンニン(注:樽ということではなく,
添加物としての「オークのタンニン」)を加えることによって補おうとします。
これは認められた行為ですが,葡萄に由来しない成分を加えることは,
ワインのバランスにおける,安定化と,調和あるワインの融合化を
難しくしてしまいます。
D手作業(ここでも機械は使わない)の液抜きの際,果梗という
「植物性の塊」が自然なフィルターとなって大きい澱や沈殿物を
捕らえるため,より清澄度の高いフリーランワインの排出が促され,
最上の圧搾が可能になります。
Eこの最初の段階からワインの清澄度が高いため,
熟成後の無清澄・無濾過の瓶詰めが容易になります。
質問:
近年ブルゴーニュでは,葡萄畑の耕耘に馬が使われていますが,
このことについてどう思いますか?
JLR:
DRCで葡萄畑に牽引馬が再導入された際の面白いエピソードについて
お話しましょう。
1990年代の後半,DRCの共同所有者であるオベール・ド・ヴィレーヌが
私にこういったのです。
「おい,ジャン=ルイ,わしはロマネ・コンティの畑が馬で耕耘されるのを
見るまでは引退はせんぞ。」
そこで私は,ボーヌの農業専門教育センター(ジャン=ルイ・ライヤールが
教授をしている学校)と共同で,100余りのドメーヌを招き,耕耘馬の
デモンストレーションを畑で行うことを企画したのです。
デモンストレーションの当日,ヴォーヌ・ロマネ“ボー・モン”の
畑の土は濡れていて,見学者は容易に近づけませんでした。
私はすぐにヴィレーヌの下に駆けつけ,そのことを伝えると,
彼は「ロマネ・コンティの畑に行って良い。」と言ってくれたのです。
2000年のその日,50人余りの造り手が見学に来ました。
馬のデモンストレーションは,私の学校の同僚で,
オーソワ牽引馬の飼育家であるアベル・ビズアールと,
生涯DRCで働き,1953年にDRCで働き始めた時,耕耘の仕事を担当し,
近代的なトラクターに切り替わる前のDRC最後の馬で作業を行う
機会に恵まれた私の父とで行われました。
それは,当時72歳を迎えた父への私からの素晴らしい贈り物となりました。
この馬による牽引への回帰の有用性は,土が押し固められるのを
少なくすることと有機農法への移行の継続性です。
以来,有機農法もしくはバイオダイナミック農法で葡萄栽培をしている
ドメーヌの多くが,畑に馬を入れることを再び学び始めています。
ボーヌの農業専門教育センターでは,若い造り手やその他の人達に,
馬による耕耘の教育を行っていますが,その名声は今や国境を
越えています。
なぜなら,教授であるアベル・ビズアールは,
スペインやドイツにまで行って指導を行っているからです。
DRCは,ロマネ・コンティ,ラ・ターシュ,リシュブールなどの畑を
馬で耕耘するために,専属の御者を馬と共に雇っています。
また,それらの馬のための特別な厩舎の改修も計画されています。
他のブルゴーニュの幾つかのドメーヌも,畑の耕耘のために,
牽引馬の御者を雇っています。
その他のドメーヌでは,馬による耕耘請負業者と契約して
作業を行っています。
こうして,馬による耕耘を行なう幾つかの会社が設立されたのです。


ご注文方法/ご購入の御案内をご覧の上お申込下さい。
お問い合わせは.メールでお気軽にご連絡下さい。
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