15/ドメーヌ・ベロー/ボージョレー・ヴィラージュ
【2009の画像ですが、商品は2010年ヌーヴォーです】 |
◆15/ドメーヌ・ベロー/ボージョレー・ヴィラージュ |
ボジョレーヌーボー2010解禁日
ボジョレーヌーボー>樹齢50年以上の古木を使用したアロマティックなボジョレー・ヌーボー>ドメーヌベロー 濃縮感を味わえるドメーヌ・ベローのボジョレー 標高250m、真東に向いた斜面、樹齢50年、 コート・ドール最高のクリマに酷似した神秘のテロワールから生まれる 総生産量僅か3,000本のボジョレー・ヴィラージュ・プリム−ル 1954年に設立されたドメーヌ・ベローは、ムーラン・ア・ヴァン、フルーリー、ボジョレー・ヴィラージュ地区に合計22haのブドウ畑を所有する家族経営のドメーヌだ。力強く長期熟成のポテンシャルを秘めるムーラン・ア・ヴァンと芳醇で絹のようにしなやかな果実味を持つフルーリーを手掛けるドメーヌ・ベローのボジョレー・ヴィラージュ・プリムールは、現地ブルゴーニュの収穫人達の間で≪ボジョレーのコート・ド・ニュイ≫と絶賛されている知る人ぞ知る逸品だ。 ●抜群のテロワールと減農薬でアロマティックで力強いコク● その最大の秘密は、ボジョレー・ヴィラージュとは思えない神秘的なテロワールにある。 標高250メートル、真東に向いた斜面、平均樹齢50年に達する葡萄樹、地中海性気候を享受するミクロ・クリマ・・・。そのどれもが偉大なコート・ド・ニュイの畑を思わせるのだ。例えば、同様のテロワールを享受するクリマには、ヴォーヌ・ロマネの一級畑"クロ・デ・レア"、あるいはムルソーの一級畑"レ・シャルム"などがある。 この傑出したテロワールに加え、近年、ドメーヌ・ベローではボジョレー特有の整枝法ゴブレ式から、コート・ド・ニュイの造り手と同じコルドン式へと株造りを変えた。それほど、テロワールがコート・ド・ニュイに酷似しているのである。 また、ドメーヌ・ベローでは15年以上も前から、毎年同じ20人の熟練の収穫人達と収穫の契約をしているが、実はこの収穫人達は、毎年、ヴォーヌ・ロマネの超一級ドメーヌの収穫をしているブルゴーニュの葡萄収穫のプロフェッショナルなのである。彼らは皆、口を揃えてこう述べる。 「ドメーヌ・ベローのボジョレー・ヴィラージュの畑は別格だ。あそこはまるでコート・ド・ニュイだ。俺達は葡萄を収穫していて、ふと、ここはヴォーヌ・ロマネ村じゃないかと錯覚を覚えることがある。濃厚な色調で力強い味わいもコート・ド・ニュイを彷彿とさせるよ。これは、絶対味わった方がいい。あんたがボジョレーに持っているイメージが変わるよ。」 ドメーヌ・ベローのブドウ栽培はリュット・レゾネ(減農薬)に則り行われる。こうして得られた健全な葡萄は、上記した収穫のエキスパート達によって手摘みで収穫されるが、ドメーヌではプリム−ルは最大でも3,000本しか造らないという哲学を持っているため、収穫葡萄を徹底的に選別し、ステンレス・タンク1本分のみの最高の葡萄を選りすぐる。 醸造法は、プリムール特有の炭酸ガス浸漬法(マセラシオン・カルボニック)にドメーヌで独自に改良を加えた《グリヤージュ》という方法だ。通常のマセラシオン・カルボニックでは、上部にある葡萄の重みで葡萄が破砕されて発酵が進むが、果実が果汁中に完全に浸かっている状態が少ないため葡萄から最大限の旨みと色素を抽出することが出来ないという欠点がある。この点に疑問を抱いていたドメーヌでは、果実を完全に果汁内に浸すグリヤージュという方法を開発。その結果、色が濃く、アロマティックで力強く、豊富なタンニン分を伴う上品で優雅な味わいを完璧に表現するボジョレーを生み出すことに成功したのだ。 このように、テロワールから収穫人、醸造プロセスに至るまで、他の造り手を凌駕する別格の個性を備えたドメーヌ・ベローのボジョレー・ヴィラージュ・プリムールは、まさにドメーヌの拘りと情熱の全てが結集・凝縮した一つの芸術作品である。生産量も3,000本とコート・ド・ニュイの一級ワインに比肩する少なさだ。現地、特にガメィとピノ・ノワールを熟知しているブルゴーニュの人達の間では、リリース前から引く手あまたの人気を誇るのは言うまでもない。 ●ドメーヌベローさんから当店にお便りが届きました。●8月の天気は、時々雷雨があったものの、おおむね順調でした。 8月10日頃に一番若いぶどうの木の果実が色づき始めました。 現在(9月初旬)、すべての葡萄の木を合わせて、75%が色づいています。 2008年8月21日の時点では、6.2度の成熟度で、3.3度の酸味があり、 これは1996年の良かった年の収穫時に近い数値です。 去年は、8月28日に収穫を始めましたが、今年はだいぶ遅れており、去年より20日ほど収穫が遅れています。 収穫日は、もうまもなくですが、天候を観ながら決めようと思っています。 ドメーヌ・ベロー ●ドメーヌ・ベロー訪問記 05年●
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