プロドゥットーリ　デル　バルバレスコ　　　　

　　　　　　　　

　★この１９９９年は、２００４年ガンベロロッソにて「トレ・ビッキエーリ」を獲得し、
　　しかもたった１本しか選ばれないベストヴァリューワインに選出されました
　　約3万本の全イタリアワインの中で　「一番お値打ち」の評価！！

プロドゥットーリ 1999 バルバレスコ

1999 バルバレスコ 　　　　　　　　　　　　　　Barbaresco　 　　　　　　特価 3,880円（税別）（税込￥4,074） 　1999年はイタリア最高評価誌『ガンベロ・ロッソ』で 　審査される約3万本の全イタリアワインの中で、 　わずか270本しか選ばれない最高満点評価の 　３グラスを獲得！！。 　さらに、その270本の満点評価３グラスを獲得した 　ワインの中でもわずか1本しか選ばれない 　「ベスト・バリュー・ワイン」に選ばれました。 　つまり3万本の中で一番お値打ちのワインと 　認められたのです 　■葡萄 　バルバレスコはＤＯＣＧバルバレスコ地区で栽培 　されたネッビオーロ100％からつくられている。 　13世紀からイタリアのピエモンテ地方で栽培されて 　いるこの葡萄は、非常に幅広い魅惑的な風味を 　持ち、熟成に時間がかかり、 　土質や天候に対して影響を受けやすい葡萄である。 　ネッビオーロはバルバレスコ同様、バローロに 　使われる葡萄品種でもある。 　■土壌 　葡萄は海抜200から400メートルの南ピエモンテの 　非常に勾配の急な丘で栽培されている。 　粘土質土壌はカルシウムに富んでいて、各斜面の 　カルシウム分の集中度合と砂の層が、作物に 　異なった特徴を与えている。 　■収穫 　夏の天候にもよるが、バルバレスコの収穫は 　バローロより少し早い9月末から10月末の間に 　行われる。 　すべての葡萄は手摘みされ、プロデュットーリ・ 　デル・バルバレスコでは葡萄の実の損傷を防ぐ 　ため小さなかごに入れられる。 　■醸造 　発酵は２〜3週間、澱引き前に摂氏28度に保たれた　ステンレスタンクで行われ、翌年の9月までそのまま　寝かせる。 　その後ワインは樽で１〜２年間熟成させられ、 　リリースまで半年間瓶の中で休まされる。 1999 バルバレスコ 　特価 3,880円（税別）（税込￥4,074） 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 本売り切れました

　　　　　★プロドゥットーリ　デル　バルバレスコについて
　

バルバレスコの葡萄畑

バルバレスコ村

　

　　DOCGバルバレスコ地区は北イタリアの、ミラノから車で２時間、
　　フランス国境から１時間半のワイン産業の盛んなピエモンテ地方に位置して
　　います。

　　この小さなバルバレスコ地区はバルバレスコ、ネイーヴ、トレイソの
　　3つの村と500ヘクタールのネッビオーロの畑からなり、毎年250万本
　　（208,000ケース）の　バルバレスコを産出しています。

　 　プロドゥットーリ　デル　バルバレスコは、世界中に数ある協同組合の
　　中でも、最良の品質のワインを産出するとして知られ、現在60人の組合員が
　　参加して運営されていますが、1894年にアルバ国立醸造学校の創立者
　　ドミニオ　カヴァッツァのもとに結成された当時のメンバーは、
　　わずか9人でした。
　　その後、1930年代に入ってからファシズムの影響を受けて、一時閉鎖
　　されていました

　　1958年に小規模な栽培家が生き残る道は　組合の復活であると信じた
　　バルバレスコ村の神父の先導により、19人のメンバーで再結成されました。
　
　　1960年代後半になると、当時のアルバ国立醸造学校の教授ロベルト　
　　マカルソによりクリュ　ワインの発想がもたらされ、1967年にラバヤと
　　モッカガッタ、1971年にアジリをはじめとする6つのクリュ　ワインが
　　誕生します。
　　現在では1982年からスタートしたパイエを含め、合計9つのクリュ　
　　ワインがあります。
　　いずれも、よい年にのみに生産され、その判定は厳しいものです。
　
　　バルバレスコはアルバの町によってバローロとは切り離され、ネッビオーロ、
　　ドルチェット、バルベーラという3品種の葡萄畑に覆われています。
　　ネッビオーロは最もすばらしい場所でのみ栽培され、土質、日照、
　　そして労働者の努力という3要素があいまって、常に魔法のような
　　バルバレスコのワインを生み出しているのです。

　　バルバレスコ全体の畑の面積は約500ヘクタールで、プロドゥットーリ
　　デル　バルバレスコは、そのうちの100ヘクタールを所有しています。
　　バルバレスコ最良の畑とされている畑が200ヘクタールほどですから、
　　約２分の一と言う大変な割合になります。

　　ただし、バルバレスコ村と「バルバレスコ」というアペラシオン
　 （呼称資格）は別であって、このＤＯＣＧのアペラシオンには隣村の
　　トレイソとネイヴェも含まれます。

　　組合員は、バルバレスコでもきわめて恵まれた立地にある畑産のブドウを
　　組合に　納めるのですが、ふつう協同組合はメンバーに対し、全収穫量を
　　醸造所に引き渡すよう求めるものです。というのも組合は、栽培家が
　　出来の悪いブドウを厄介払いするゴミ捨て場に成り下がりたくないからと
　　いう理由があるからなのです。

　　ところが、バルバレスコ組合の要求水準はもっと高いのです。
　　組合員は最上のブドウだけを求められ、その上組合には、そのブドウの
　　うち基準以下とみなしたブドウの受け取りを拒否できる権限さえ
　　あるのです。
　　組合長が設けた厳しい基準からはずれるものは、受け付けてもらえない
　　のです。

　　たとえば組合員は小さな籠にいれてブドウを醸造場まで運び入れなければ
　　ならず、トラックの荷台に載せて山積み持参するなど論外と言います。
　　ほぼ房選りに近い入念なブドウの選果工程をくぐったのち、果実は
　　破砕機にかけられます。
　　もっとも、格別に良いブドウを収めた栽培家は、優遇される仕組みに
　　なっているとか。
　　その結果、組合のワインは巧みな造り方をへて肉づきも魅力的なワインに
　　仕上がり、果熟味と濃密な味わいをそなえています。

　　組合のワインは、それぞれアスィリ、モンテフィコ、モンテステファーノ、
　　ラバヤといったバルバレスコの区画（もしくは単一畑）による風味の違いを
　　強く主張しています。
　　組合にはこれらの全区画からブドウが集まり、それをもとの区画別に分けて、
　　ワインに仕立てているからです。

　　良作の年は瓶詰めもまた区画別に行い、その区画名をラベルに表記します。
　　奇妙なことにブドウのできる区画のことを、地元ではフランス語で
　 「クリュ」（注：フランスではブドウとワインの産地または格付けを表す）と
　　呼びならわします。
　　イタリアには、それに該当する言葉がないためだそうです。

　　《このワイナリーの評価を特別なものにしているのは、このクリュ名
　　ワインのシリーズである。》
　　優良な畑で生産されるブドウは、最初から分けられ、リゼルヴァとして、
　　クリュ名を名乗って瓶詰めされる。

　　このシリーズは、アジリ、ラバヤ、ポーラ、モンテステーファノ、
　　オヴェッロ、パイエ、モンテフィーコ、モッカガッタ、リオ・ソルド、
　　有名なクリュが９つもラインナップされている。
　　クリュごとの違いを知るには、実にうってつけのシリーズなのである。

　　ワイン造りは、伝統的な手法によるもので、28度で２〜３週間の
　　ステンレスタンクの中での発酵。
　　熟成はすべて大樽でノーマルのバルバレスコが１２ヶ月、リゼルヴァが２４ヶ月。
　　瓶詰め後６ヶ月してリリースされる。

　　そして、今回、このワイナリーにあっと驚くニュースがあった。
　　イタリアで最も権威あるガイド・ブック『ガンベロ・ロッソ』2004年版で、
　　ノーマルのバルバレスコ1999年ヴィンテージがトレ・ヴィッキエーリに
　　輝いたのだ。
　　当然、最もコストパフォーマンスが高い賞にも認定された。
　
　　クリュ・ワインのシリーズも96年のモンテステーファノ、97年のリオ・
　　ソルドがトレ・ヴィッキエーリを獲得しており、品質が上がってきて
　　いることはわかっていたが、クリュ・シリーズならともかく、
　　これは驚きである。
　
　　プロデュットーリ・デル・バルバレスコは多くの著名な生産者が存在する
　　バルバレスコの中でも、価格と品質、そして話題性などの総合的な評価で、
　　多くのファンをつかんでいます。
　
　　200１年ヴィンテージはバルバレスコにとって、偉大なヴィンテージの
　　ひとつといえる素晴らしい年でした。　　
　　またピエモンテ最良のヴィンテージと言われる２０００年のクリュが
　　６本揃った価値あるセットもご用意できました。
　　
　　（『世界一優雅なワイン選び』ジェラルド・アシャー著塚原正章、
　　合田泰子　訳、ワイン王国および会社資料を参考にしました。）

　　（『世界一優雅なワイン選び』ジェラルド・アシャー著塚原正章、合田泰子　訳
　　および会社資料を参考にしました。）