アンリ・マリオネ/有機栽培・無添加・フランス自然派ワインの先駆者


アンリ・マリオネ

 
トゥーレーヌ

ロワール

 
アンリ・マリオネ

 マルセル・ラピエール、フィリップ・パカレの大先輩
フランス自然派ワインの先駆者
  



 2004トゥーレーヌ・ソーヴィニヨン 白

2004トゥーレーヌ・ガメィ
“キュヴェ・ヴィエイユ・ヴィーニュ”赤


2004トゥーレーヌ・ガメィ
“プルミエール・ヴァンダンジュ” 赤


2004ヴァン・ド・ペイ・ド・ジャルダン・ド・ラ・フランスレ・セパ“レ・セパージュ・ウーブリエ”ガメィ・ド・ブーズ

2004トゥーレーヌ・ソーヴィニョン“ヴィニフェラ” 

2004トゥーレーヌ・ガメィ“ヴィニフェラ” 赤
 
2004トゥーレーヌ・コット“ヴィニフェラ” 赤

2004ヴァン・ド・ペイ・ド・ジャルダン・ド・ラ・フランス“プロヴィニャージュ”セパージュ・ロモランタン 白


ワインセラー
スペシャルセール


 
販売の方法欄でご購入の御案内をご覧の上お申込下さい。
 
 


キュヴェ・ヴィニフェラのシリーズ
(接ぎ木していない葡萄樹に由来するキュヴェ)

アンリ・マリオネ自身の解説による台木を使わない葡萄畑とキュヴェ・ヴィニフェラ誕生の経緯  
「接ぎ木という外傷を受けない葡萄樹は全く別のワインを生むのではないだろうか?」
今までの人生の中で、私は常にこの疑問を持ちながら過ごして来ました。そして、年月とともに、オーセンティック(本物)なワインを追求したいという情熱が、夢を現実のものにしようと私を駆り立てるまでに強くなっていったのです。まず、1990年、私は、それが引き起こすあらゆる危険を承知の上で、二酸化硫黄も培養酵母も添加せず、無補糖、無清澄、無濾過という人工的な介入を一切行わない醸造法で、“プルミエール・ヴァンダンジュ”という100%自然なキュヴェを造り上げました。続いて、私は全く未知の領域に飛び込む決心をし、1992年に1ヘクタールの区画にガメィを接ぎ木することなく植樹したのです。これが、現在のトゥ−レーヌ・ガメィ“ヴィニフェラ”です。初めての収穫は1995年。結果は、私のあらゆる期待を凌駕する驚くべきものでした。出来上がったワインは、力強い香りと強烈なルビー・レッドの色調、そして豊かな味わいを持ち、接ぎ木したガメィとは全く異なるものだったのです。しかも、私が、この若いワイン(初めての収穫=樹齢3年)と一緒に比較試飲したのは、樹齢25年以上の葡萄樹に由来するワインだったのですから全くもって驚きです。つまり、その時私は初めて、全く違う次元の全く別のワインを味わったのです。トゥーレーヌ・ガメィ“ヴィニフェラ”は、2002ヴィンテージで8回目の収穫となりますが、私は毎年同じ違いを確認しています。
その後、人生の偶然は、私を1850年に植樹されたプレ・フィロキセラの葡萄樹の発見(1997年暮れ)へといざなってくれたのです。ロモランタン品種が植樹されていたこの区画は、私にまた1つ新たなワインを与えてくれることとなったのです。このプレ・フィロキセラ(つまり接ぎ木されていない)のロモランタンも、ロワールで通常に栽培されているクラシックなロモランタンとは全く異なるものでした。確かに150年という葡萄樹の樹齢が影響を及ぼしていることは明らかです。しかし、それでも、このロモランタンの持つアロマの美しさとフィネスは、比較を絶するものでした。
この2つのキュヴェによって大きな確信を持った私は、接ぎ木によるワインの性質の違いをさらに証明するために、実験の場を広げることにしました。2000年、0.3ヘクタールの区画にガメィ、1ヘクタールの区画にソーヴィニョン、2ヘクタールの区画にコットを接ぎ木せず植樹したのです。さらに、2001年、近くに住む造り手が、私に樹齢20年を超えるカベルネ・ソーヴィニョンとシュナンが植樹された畑を購入しないかと提案してきたのです。最初、私はこの畑の購入には否定的でした。しかし、当時の所有者が、接ぎ木せず葡萄樹を植樹していたことを思い出したのです。というのは、当時、その所有者は高齢で貧しく、地元の苗木家から台木を買う手段がなかったのです。周りの造り手達は、その畑がすぐにフィロキセラによって消滅してしまうだろうと彼を嘲笑していました。しかし、不思議なことに、今日まで葡萄樹はフィロキセラに侵されることなく生き続けているのです。
こうして、このカベルネとシュナンの畑を購入した私のドメーヌには、合計6種類もの接ぎ木されていない葡萄品種(ソーヴィニョン・ブラン、シュナン・ブラン、ロモランタン、ガメィ、カベルネ・ソーヴィニョン、コット)が勢揃いしました。総栽培面積5.31ヘクタールに達するこのような葡萄畑は、世界のいかなる場所でも見つけることのできないものです。正真正銘世界で唯一の実験と言えるでしょう。
昨年(2002年)秋、私は、初めて、この接ぎ木していない6品種全てを収穫することができました。この接ぎ木をしていない葡萄樹に由来する葡萄を醸造していて気づいた点は、これらの葡萄が一様に、接ぎ木してある葡萄樹に由来する葡萄に比べて、非常に繊細で醸造を成功させるのが難しいということです。特に、白葡萄品種に関しては、発酵が完全に終了しないという現象が起こりました。このため、ソーヴィニョンには4グラム、シュナンとロモランタンには8グラムの残糖が残りました。しかし、高い酸度のおかげでバランスが取れ、素晴らしく心地良い味わいで、品質には全く問題ありません。特にプロヴィニャージュ(ロモランタン)は素晴らしい出来です。残念ながらカベルネ・ソーヴィニョンは、接ぎ木していない葡萄樹に由来する葡萄ということが原因なのか、発酵中に技術的な問題が発生し、商品としてリリースすることができなくなってしまいました。しかし、ソーヴィニョン、シュナン、ロモランタン、ガメィ、コットの5品種は、“キュヴェ・ヴィニフェラ”のシリーズとして今回同時にリリースできることになりました。
世界市場へのリリースに先立ち、今年2月、フランスのアンジェ市で行われたロワール・ワイン・フェアにおいて、このキュヴェ・ヴィニフェラのシリーズの先行テイスティングが行われました。多くの来場者にキュヴェ・ヴィニフェラを評価して頂き、大好評を博しました。キュヴェ・ヴィニフェラの大きな特徴として2つの点が挙げられます。
1. 白ワインは、どれも一様に、接ぎ木された葡萄樹に由来するものよりもエレガントで上品で品格がある。
2. 赤ワインは、よりリッチで濃厚な色調、そして、より多くの素材と濃度がある。

今、私達は、比較試飲によって、台木がワインの品質に影響を与え、その特徴さえ変えてしまうことを知ることができるようになったのです。フィロキセラが発生する前に私達の祖先が飲んでいたワインを造り、味わえるということは、この上ない喜びと幸福をもたらしてくれます。皆さんがこのワインを味わうことで、私と一緒に“真のワインを味わう喜び”を共有してくれることを希望致します。
                      2003年3月 アンリ・マリオネ


2004トゥーレーヌ・ソーヴィニョン“ヴィニフェラ” 白 (AOC)

特価 税別)
税込\

  Touraine Sauvignon “Viniféra”(AOC)
栽培面積1ヘクタール  2000年植樹  2004ヴィンテージ総生産量6600本  

アンリ・マリオネ自身のコメント
ソーヴィニョンは、澄んだローブと甘い香りの花

やハシバミ、香辛料といった他のソーヴィニョンとは全く異なるアロマを持っています。口中は、桃やアプリコットのノートとともに、しっかりとバランスが取れています。葡萄樹の若さにも関わらず、通常のソーヴィニョンをはるかに凌駕する気品を持っています。洗練された料理や繊細な料理に合わせたいワインです。  

オーガニック・有機栽培・無添加ワイン/アンリ・マリオネ
  

2004トゥーレーヌ・ソーヴィニョン“ヴィニフェラ”白(AOC) 
特価 (税別)(税込\)
本 

   


2004トゥーレーヌ・ガメィ“ヴィニフェラ” 赤 (AOC)

特価 税別)
税込\

  Touraine Gamay “Viniféra”(AOC)
栽培面積1.32ヘクタール  1992年植樹  2004ヴィンテージ総生産量8600本

 
アンリ・マリオネ自身のコメント
2003ヴィンテージに比肩する特徴を備えていますがよりバランスが取れています。はちきれるように鮮やかな色調と果実味。完熟したイチゴやブラック・チェリーのアロマが支配的。口中は、全くもって傑出している。ブラック・フルーツやレッド・フルーツが凝縮したような味わい。タンニンは突出せず、丸みがある。ワインは間違いなく見事に熟成するでしょう。  
ミシェル・ベタンヌのコメント
「この稀有なヴィニフェラは、近い将来、ガメィ・ワインのすべての愛好家が争奪する伝説的なワインとしての地位を確立するだろう!」  
『ル・フィガロ』紙、ミッシェル・ポンのコメント
「識者はヴィニフェラという名前から、マリオネによって数年前に植樹され、今日までフィロキセラに対して抵抗力のある接ぎ木なしのフランス産の葡萄樹から造られたワインと見抜くことができるに違いない。際立ったローブ、サクランボの香り、確かにガメィでありながら、むしろはるかにメルローに近い。味わいもさることながら、このキュヴエは、それ以上に、「接ぎ木が、品種の概念、少なくともガメィ種の概念を変えてしまう」ということを実際に証明してくれたのである。この卓越した造り手の成功した試みに興味を持つ大きな理由の1つが、このキュヴェである。」   
オーガニック・有機栽培・無添加ワイン/アンリ・マリオネ


2004トゥーレーヌ・ガメィ“ヴィニフェラ” 赤
AOC) 
特価 (税別)(税込\)
本    売り切れ

   


2004トゥーレーヌ・コット“ヴィニフェラ” 赤 (AOC)

特価税別)
税込\

c Touraine Cot “Viniféra”(AOC)
栽培面積1.88ヘクタール  2000年植樹  2004ヴィンテージ総生産量6600本   アンリ・マリオネ自身のコメント
圧倒的な黒いローブとともに、我々は異次元の巨大な世界に連れ去られるかのようである。ブラック・チェリーやカシス、バラなどの支配的なアロマ。味わいは、丸く溶け込んだタンニンとともにとても濃厚で、甘草やハッカを思わせるノートともに非常に複雑味がある。私は世界のどこにもこのようなワインは見たことがありません。  
 
オーガニック・有機栽培・無添加ワイン/アンリ・マリオネ


2004トゥーレーヌ・コット“ヴィニフェラ” 赤(AOC)
 
特価
(税別)(税込\)
本 

   


2004ヴァン・ド・ペイ・ド・ジャルダン・ド・ラ・フランス

特価税別)
税込\

c Vin de Pays du Jardin de la France“Provignage” Cépage Romorantin
栽培面積0.36ヘクタール  1850年植樹  2004ヴィンテージ総生産量1100本  

アンリ・マリオネ自身のコメント
大変複雑で、ミネラル分に富んだ香り。ライチやマルメロのを思わせるアロマがある。シュナン・ブランのように繊細な味わい。カラフに移し変えてアエレーションするか、もしくはサービスする1時間前に抜栓することをお勧めします。口中はリッチで柔らかく、杏やイチジク、野の花などを思わせるノートがある。アペリティフや食事の前半に合わせるにはピッタリの仕上がりになっています。2004ヴィンテージは、2003ヴィンテージに似ていますが、生産量は2003ヴィンテージより少なくなりました。
*2002ヴィンテージのプロヴィニャージュは、2003年4月6日、仏首相官邸オテル・マティニャンにエリザベス女王を来賓に迎えて行われた仏首相ジャン=ポール・ラフラン主催の午餐会のワインに採用され、食前酒と魚料理に合わせてサービスされました。  
ワイン・アドボケイトNo.145掲載の2000ヴィンテージのプロヴィニャージュについてのロバート・パーカーのコメント
以前にも記述した通り、マリオネのプロヴィニャージュは、今から約160年前のプレ・フィロキセラのロモランタン種の葡萄樹から造られたもので、このワインについて述べるためには、オーバーなくらい沢山の空気に触れさせる必要がある。案の定、2000ヴィンテージも相当量の空気を取り入てやっと開いた。私がこのワインに期待していた通りのレッド・ベリー(主にラズベリーや赤スグリ)のアロマと、傑出した力強さ、深み、余韻の長さが表れてきた。このミディアム・ボディのワインの特徴は、終始レッド・フルーツだと言えよう。飲み頃は2004年〜2014年。   91+ポイント   プロヴィニャージュのメイン・ラベル

オーガニック・有機栽培・無添加ワイン/アンリ・マリオネ


2004ヴァン・ド・ペイ・ド・ジャルダン・ド・ラ・フランス
“プロヴィニャージュ”セパージュ・ロモランタン 白

特価
(税別)(税込\)
本   

   


オーガニック・有機栽培・無添加ワイン/アンリ・マリオネ
バック・ラベルのコメントの訳文   プロヴィニャージュ

1850年(言い伝えでは)に植樹されたプレ・フィロキセラの葡萄樹   ロモランタン品種は、ロモランタン村の周辺に植樹するためにブルゴーニュ地方から8000株の苗木を取り寄せたフランソワ1世によって1519年にこの地方に持ち込まれました。
フランソワ1世は、そこに豪華なシャトー(城)を建設しようと計画していたいたため、それで葡萄樹が植樹されたのですが、結局、シャトーはシャンボールに建設されました。
専門家達は、この葡萄樹の非常に高い樹齢を確証してくれました。つまり、フィロキセラが現れたのが1870年以降であるため、この葡萄樹は接ぎ木されていないのです。
ワインは大変複雑で、長命な熟成タイプで、全く並外れています。私達の歴史の1ページを飾り、フランスの文化遺産の1つとなるワインです。



   1850年植樹!樹齢154年の純粋なるプレ・フィロキセラの葡萄樹から
   ワインを造り自然の英知を体現するヴィニュロン  アンリ・マリオ


マリオネのキュヴェはプルミエール・ヴァンダンジュ以外の赤ワインに関しても、SO2の添加量が極めて少ない。発酵中や瓶詰め時にはSO2を全く添加せず、発酵終了時にごく少量添加するだけである。
このため、フランス政府の公的機関によるワイン分析表を見ても赤ワイン1リットル中に含まれる総亜硫酸は、殆ど5ppm(0.005グラム)以下である。一般的に、ワインの発酵中に30ppm程度のSO2が自然に生成されること、瓶詰め後、時間とともに減少していくことを考えれば、マリオネの赤ワインにはSO2は殆ど含まれていないと言えよう。このマリオネの自然派ワインは、アルページュ、タイユヴァンといった三ッ星レストランはもちろん、ル・ムーリス、カレ・デ・フィヤン、ル・ロワイヤル・モンソー、アピシウス、ミシェル・ロスタンといった今パリで最も勢いのある二つ星レストランのシェフ達にも愛されている。過剰気味に宣伝されるラピエールやパカレ、コサール、ピュズラのワインとは対照的に、マリオネのワインは15年以上も前から静かにパリを席巻している自然派ワインである。1970年代から自然派ワインへの飽くなき挑戦をし続けてきたアンリ・マリオネこそ、自然の英知を体現する究極のヴィニュロンと言えよう。

クラシック・キュヴェのシリーズへ

マリオネへ戻る

限定品の為、数に限りがあります。ご了承下さい。


ご注文方法ご購入の御案内をご覧の上お申込下さい。

お問い合わせはメールでお気軽にご連絡下さい。  

 

メールマガジン「とっておきのワインお買い得速報」
まぐまぐメールマガジン登録 Mag2 Logo

メールアドレス(半角):



ホームページに戻る