Ａ．クリストマン家
ドイツワインに新風を巻き起こしているワイング−ト

クリストマン
ムスバッハQba

　　Ａ．クリストマン家
　
　　フアルツのワインといえば３Ｂという状況は皆様もよくご存じでしょう。
　　もちろん、今でも３Ｂはすばらしいワインを作り続けていますが、彼らに匹敵、
　　時には追い抜いているワインを造るクリストマンのような生産者も存在するのです。

　　カール・フリードリッヒ・クリストマンと息子の弁護士をしているステファンが
　　販売とセラーの仕事を手助けしています。

　　ギメルデインゲン、ケーニヒスバッハ、ルパーツベルクなどに１２．９haの畑を所有しています。

　　栽培葡萄品種は、リースリング６１％、シュペートブルグンダー１３％、
　　ヴァイサーブルグンダー８％、グラウブルグンダー７％などとなっています。

　　彼らのワインは、ドイツ国内では勿論、海外でも非常に高い評価をされています。
　　日本においても、もっとこのようなすばらしく洗練されたドイツワインに
　　ファンが増えることでしょ。

　　☆○★☆○★クリストマンのワインを賞賛する声！声！声！☆○★☆○★

　　★ゴーミヨドイツワインガイド　２０００年で、４っ房に昇格

　　★ヒユー・ジョンソンとスチュウアート・ピゴット共著「ドイツワインアトラス」

　　　「クリストマンが醸造した印象深いワインからすると、じきにここから
　　　フアルツ最良の生産者が誕生するであろう。」

　　★スロー・フード＝エツカード・シュトラ−サー　ワイン生産者より

　　　「ワイン生産者・・その今日ある卓越した評価は、カール・フリ−ドリッヒ・
　　　　クリストマン一人が負っている。

　　　　この醸造所がドイツのリースリングの先導者となり、またそれゆえ世界中に
　　　　名が聞こえているのは、妥協を許さない品質への努力のたまものである。」
　
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　　「ファルツのリ−スリングは、アルザスやオ−ストリアと比較されうるもの。
　　ドライリースリングの世界で最高のもののひとつ」とステファン・クリストマンは
　　語ります。

　　フアルツはドイツ国内では辛口の産地として知られ、豊かな厚みのあるワインと
　　なります。

　　若い世代による技術革新で、イギリスやアメリカの市場で評価が格段に
　　上がってきています。

　　『息子ステファン・クリストマンに代替わりして以来、海外市場でも評価が
　　高まったと「Ａ．クリストマン」。

　　ステファンは、大学で法学を専攻し、１８才までワインを一滴も飲んだことが
　　ないそうです。

　　大学に行ってから父親を手伝うようになり、意識が変わった。
　　卒業後に地元のマイスタースクール（専門学校）に通い、ブルゴ−ニュに
　　研修こ行き、また、地元で若い醸造家のグループも造り、新世界のワイン産地で
　　研修したいと、英国へ語学留学しました。

　　「違う産地のワイン造りからヒントを得たい」というどん欲さも加わりました。

　　１９９６年に父親から引き継ぎ「毎年少しずつ、新しいアイデアを取り入れ、
　　この５年間本当に少しずつワインが良くなった」。

　　２０００年ヴインテージは非常に難しい年だったが、ステファンは　収穫人の
　　日当を２．５倍の１０００マルク（約５万円）にして　触りにくい房の内側のものまで、
　　腐敗を徹底的に取り除く収穫をあえて行いました。

　収穫量は例年より大幅に減少したが、「難しい年を自分なりに克服できた」と
　当時の判断で自信がついた。』（Ｈ１３年５月「酒販ニュース」からの抜粋）